福井経営研究会について
会長方針
2022年度 日創研福井経営研究会会長方針

「自らの志を決してあきらめずに互いに成し遂げよう」
マーケティングの父と言われるフィリップ・コトラー氏の言葉に、 『皆がマイナス思考に陥っているときにこそ違う視点から市場を見つめ、大胆に行動することこそがマーケティングの真骨頂である』
とあります。つまり経営者が経営の基本をしっかりと学び続けていかないと次の一手が決断できません。何事も意志がないと始まりませんが、経営者マインドで最も大切なことは「本気」「覚悟」のレベルが圧倒的に突き抜けているかどうかだと思います。また松下幸之助は仕事を行う人間として「責任の自覚」が必要だとも言われています。 頭では分かっていても、真に責任を自覚してそれを実行に移すためには、責任を知っていることと、果たしきることの大きな違いがあるということです。つまり自己認識や気づきが改めて大切だという事です。
共に学ぶ会員同士の心をひとつにして、会員全員で今後の経営の在り方を探求し合い、福井に無くてはならない会社にしていきましょう。何も売上が大きいだけが福井を牽引する企業ではありません。例えば自己資本比率が特に高い企業や一人当たりの労働生産性を高めている企業が沢山あります。地域に愛されながら人材を採用し、丁寧な人財育成を行うことで雇用を維持し社風を向上させ、業績向上につなげていくことが私たちの使命であると考えます。会員の皆様がリーダーシップを発揮することで、さらに笑顔あふれる企業となり社員を幸せにし、お互いが切磋琢磨して、強靭で広く支持される良い会社創りを実践していきましょう。
何の為に経営研究会に入ったのか改めて自問自答し、自社の業績が必ず大きく向上する年になりますよう、会社のビジョンや目標を実現させていきましょう。
2022年度 三つの会長方針
1.マインドイノベーションで経営革新し、自社の強みを活かす経営を行う。
- 最重要課題として経営計画書100%目標とする。形式が多少違っても自社の強みや市場環境を
分析し課題解決に向けて全社員一丸となり強靭な会社へ変革する。 - 理念策定100%目標と経営理念を持たない会員企業のサポートを行う。
- 経営の数字に強くなることで会社の経営力が高まりさらなる業績向上につなげる。
- 自社での社内勉強会開催を実施し、三位一体経営を学び自社の強みを活かす。
2.何の為に経営研究会に入会したのか、福井経営研究会を学びの場とし質の向上を図る。
- 学びの重要性かつ必要性を再認識し、3大事業への参加率60%目標。(オンラインの場合)
- 本部研修(可能思考・職能)に参加し他県・異業種の経営者から学びを深め視野を広げる。
- ビジネスSAの受講促進と可能思考研修未受講者のフォローを行う。
3.仲間の為に何ができるか、会員同士が関わり合い互いを高め合おう
- 経営発表を各委員会にて毎月行う。(発表25分+アドバイス10分程度)
- リレーメールで互いを理解し合い、経営革新など取組を共有する。
- 会員各社での問題・課題を顕在化し共有することで、経営相談会を開催し解決の糸口とする。
- 各委員会活動の活性化と学びの質向上を行い、勉強会の進化と時流に応じた勉強会を開催する。
- 会の活性化こそ、互いの刺激が高まり学び共有の最大化になる。70名の会員組織をつくる。
行動方針
1.経営数字に強い経営者づくり(業績アップ委員会)
- 業績アップ勉強会の開催(年2回)“商品開発やマーケティングなど業績アップにつて
- 経営発表を行う際の会員フォロー
2.経営力を磨きビジョンを明確にする(リーダーシップ委員会)
- 13の徳目朝礼 北陸地区予選突破
- 3分プレゼン発表のフォロー
3.志高い経営者になるため、自社の原点や使命を学ぶ(経営理念委員会)
- 経営理念勉強会の開催(年2回)、ビジョンやミッションの他社事例について学ぶ
- 経営理念未策定会員のフォロー
4.ありがとう経営を学び社風向上を実践する(ありがとう経営実践委員会)
- ありがとう経営を実践している企業をベンチマークし例会を通して学ぶ
- ありがとう経営勉強会の開催(年2回)“社風向上や人財育成などについて
5.会内外への情報発信と会員増強(総務会員拡大委員会)
- 例会・勉強会オブザーバー参加者への礼状送付を行う
6.健全な組織で正しい成果を出し続けるための組織づくり(三役会)
- 会長、事務局長、事務局次長、副会長が各委員会の担当として組織活性化を行う
- 経営相談会の開催(年2回)と相談員の組織化運営を行う
- 正しい組織運営を行う為に定款勉強会を開催する
7.学びを積極的に継続する(会員)
- 経営研究会本部三大事業への参加と、自らの意思で学ぶ課題を明確にして仲間と共に本部研修へ参加する。
運営方針
各委員会
- 委員会にて経営発表(35分程度)を行う
- 各委員会にて3分プレゼン発表の定例化。(委員会次第に入れる)
- 新入会員および入会2年未満の会員へのフォロー
総務会員拡大委員会
- SNS(Facebook、ホームページ、公式LINEの立ち上げと毎月更新)、パンフレット作製
SNSの活用メリットは私たち会員の身近にいる、志高い経営者との接点です - 会員手帳作成
- 毎月の委員会、例会参加状況の進捗報告を行う
- グーグルドライブの活用、ライブラリー化。委員会・例会のZoomアドレス、アンケート管理
- 会員拡大の進捗管理
三役会
- 定款勉強会の開催
- 会員紹介リレーメール構築。会員企業の事業や業績、課題や目標などをもっと知る機会をつくる。
・経営相談特別委員会は会長・監事で構成し、相談の場づくりを担う。
理事会
- 理事会ルールを策定し、スムーズで活気ある理事会運営を目指す。委員長が欠席の場合は副委員長が代理出席、理事会議事録作成は副委員長が持ち回りで行うなど。
- 理事メンバーの資質向上と、次期理事メンバーの育成を図る。
例会
・本部三大事業の開催月は例会として扱う。
・オンライン開催に限りオブザーバー参加費を無料とし、積極的に会員拡大へつなげる。
会員
・本部研修(可能思考研修・職能研修)の受講と、アシスタントとして各研修への参加。
・ビジネスSAの積極的受講。
KPI目標設定
3つの会長方針を最終的に目標達成する過程において、定量的な達成度合いを測る指標
ありがとうツール ≪昨年≫
・経営計画書作成 導入率100% (80.8%)
出席率
・本部事業 全国大会in函館 出席率 60%(オンラインの場合)
・本部事業 全国経営発表大会 出席率 60%(オンラインの場合)
・本部事業 東京特別研修 出席率 60%(オンラインの場合)
今年度目標値
・経営理念 策定率 100%
・職能研修・可能思考研修 受講率 60% (42.0%)
・新入会員10名目標 (2023年末までに会員70名目標)
2022年度 日創研福井経営研究会 会長 黒川剛陽